じんるいのみなさまへ をクリア&トロコンしたのでなんか書きます
日本一ソフトウェアの新しい方向性を見出そうとした「じんるいのみなさまへ」
「荒廃した秋葉原で女の子がサバイバル生活をする百合ゲー」聞いただけで神ゲーになりそうな予感とは裏腹にAmazonでは星2、ファミ通クロスレビューでは24点というなかなかの低評価を叩き出した。
本作のやりたかったこと
批評を書く前に今作がどんなゲームか、何がやりたかったのかを書こうと思います。
あらすじは
みんなと一緒に旅行に来たはずの主人公が目を覚ますとそこは荒廃した秋葉原だった...
よく分からないけどせっかく来た旅行をたのしもう!
です。
本作で表現したかったのは
・百合
・サバイバル
・かわいい女の子
・荒廃した世界
といったところでしょうか
死んでいるアクション要素
サバイバルと銘打っているからには3Dマップ上をあっちこっちと走り回って食料やアイテムをゲットするのですが、
・移動速度が遅い
・マップに目的地が出ない
・マップの解像度が低い上にどこでも風景が同じ
とまあ移動にイライラします。
そのうえメインストーリーでやることは「◯◯に行って◯◯を取ってこよう!」なのでただただストレスが溜まります。移動中は虚無なので画面左でたまに会話を始める子たちは非常に重要な存在です。
死んでいるサバイバル要素
結論から書くと1回も食事することなくエンディングまでたどり着けます。
釣り、畑、罠、など存在しますがストーリー上は無意味です。
探索を行えば食料とアイテムが取れます。アイテムは食料調達用の罠に必要で、これもメインストーリーには関わってきません(ストーリーに必要なアイテムはストーリー内で取得できる)
きちんと食材を集めて料理すればメリットはあります。
そのメリットとは「次の探索で食材が(ほんの少し)多く取れる」です
(トマト4個の1.1倍っていくつですか?)
なんだそのゲーム性は...と思われるかもしれませんがこれは仕方の無いことなのです。
本作は女の子が幸せになる物語。食事がなくて苦しんだり、川で溺れたり、野生の動物にケガをさせられる...なんてことがあってはならないのです。
感想
いろいろ書きましたが個人的にはまあまあ楽しめるゲームでした。
確かにクソゲーはクソゲーなのですが...なんというか光るところのあるクソゲーだったと思います。僕は5週ぐらいしました。
フォトカノやメルメモのようなコマンドでの場所移動方法にすれば良ゲーになったんじゃないかなと。
しばらく経ったら値段が下がると思うので気になる人はプレイしてみたらいいと思います。